20240814 能登海洋水産センター情報〜どちらがヒラメ?〜
令和6年能登半島地震。
お亡くなりになられた方々に心からお悔やみを申し上げます。また、被災された方々にお見舞いを申し上げます。そして、復旧に携わってくださっている皆様に深くお礼申し上げます。あわせて、あたたかいお言葉をくださった皆様、改めてお礼もうしあげます。余震が続いております、お気をつけください。
20240814 能登海洋水産センターの水質です。
濾過海水 32.3 28.3 7.3
九十九湾海水 31.7 28.9 7.2
井戸水 1.0 20.2 7.5
外気温 29.9
水道 27.7
*塩分(PSU)、温度(℃)、DO (m g/L)の順です。
本日、上畠技術補佐員、梅沢技術補佐員休み。
今週は、実験区のフグとヒラメのタグつけ。
左眼はヒラメ、右眼はカレイ類。
ところが飼育したでは、右眼ヒラメも出現してしまいます。
当センターでも、1%ほど出現。
両方ともヒラメです。
眼の左右を決めるのは、pitx2という遺伝子が関与することが、東北大の鈴木先生らのチームが今から10年以上前に明らかにしています。
実に、面白い!!
しかし、ヒラメやカレイの仲間については、まだわからないことがたくさんあります。
というわけで、ヒラメは実験魚としても、素晴らしい。
ただ、、、今日も、親魚が死亡。
ヒラメ、暑いのは苦手です。
この子達は、高温耐性をもってもらいたい!!
無眼側。
天然は真っ白ですが、うちの魚は、一部、黒い。
まだまだ修行が足りません。