令和6年能登半島地震。能登海洋水産センター情報その15
令和6年能登半島地震。お亡くなりになられた方々に心からお悔やみを申し上げます。また、被災された方々にお見舞いを申し上げます。そして、復旧に携わってくださっている皆様に深くお礼申し上げます。
5日、到着後、まず、確認作業をしました。
研究宿泊棟
1F 水槽室
フグたち、、、助けられなくて申し訳ございません。
ただ、実験に使えることを思いつき、臨海鈴木先生、ジェンキンズ先生に相談。
実施可能!!
無駄にはしませんよ!!
2~3F 宿舎
食堂の食器や洗濯機が倒れていました。
洗濯機や食洗機は使えるか、断水が終わったらチェックします。
続いて、教育研究棟
1F エントランス。
大したことはない。
早々に片付けます。
ロビー(荷物おき)、大したことはない。
こちらも早々に片付けます。
水槽室A~Cの亡骸、実習室などは写真撮り忘れ、、、申し訳ございません。
マスたち、助けられず申し訳ございません。
2F 実験室1
おお、、、まあ、大したことはないことにしよう、
ディープフリーザーの温度が上がっていた、、、再起動。
とりあえず、電源は入って、冷えだした、、、落ち着いたら、破損箇所をチェック。
乾燥機などが落下。
割れ物注意。
後日、動く確認。
あれ?
大事な顕微鏡様がない、、、
落ちてた、、、
これがは不可欠。
修復させます!!
部屋も早々に片付けます。
2F 実験室2
小藤先生&伊藤先生からいただいた棚などが倒れていましたが、大したことはない。
インキュベーターやディープフリーザーも移動していたが、、、とりあえず、電源は入っていた、、、落ち着いたら、破損箇所をチェック。
早々に片付けます。
2F 実験室4
元生理研 毛利先生からいただいた顕微鏡&観察装置が、倒れていました。
とりあえず、片付け。
後日、旭川医大春見先生とチェックします。
ちと古い機械で代替なし、、、助かってくれることを願っています。
リアルタイムPCRも落下
修理やな、、、これを使った実験はしばらくお預け。
2F 機器室
ミクロトーム&クリオスタットが動いている、、、
重いマシーンなのに、、、使えるか?
後日チェック。
ダメなら修理でなんとかなるでしょ!
片付け、早々にやります。
3F 学生室
大したことない
3F 客員研究員室
大したことない。
他は、先日、ご紹介させていただいたまま、、、片付けます。
KEEP THE FAITH
魚の死、実験機器の破損を受け入れ、前向きに進みます。
大学時代の寮の肉体&精神などなど修行に比べれば、どれも大したことない。
いずれなんとかなる。
ならなければ、なんとかする。
ただ、それだけ!
頑張ります!
センター内の多くの実験機器の損壊に加え、長年かけて作り出した大切な魚の損失、痛みが伝わります。、
交通インフラが復旧次第、伺ってお手伝いいたします。
松原先生のNever give up!の気持ちが救いです。
春見先生
あたたかいお言葉、誠にありがとうございます。
とても嬉しいです。
落ち着いてからお越しいただき、また実験できれば幸いです。
まずは、システムの再確認からでしょうか、、、どうぞよろしくお願いいたします。